華胥の国に遊ぶ

「変化」「変容」「進化」「成長」をキーワードに、未来の自分に向けたメッセージを書き続けています。

『居心地の悪い世界を経験してみる』

自分の世界を広げるためには、

自分の慣れた世界から飛び出し、

居心地の悪いと思われる世界に踏み込むことが必要かもしれません。

自分が慣れ親しんだ世界では、

考えたり、振り返ったり、気づいたり、反省したりすることが、

ほとんどないような気がします。

いわゆる感度が鈍くなってしまうのかもかもしれません。

なぜ自分が居心地を悪く感じるのか、

居心地が良くなるためにはどうしたら良いのかなど、

さまざまな問いが生まれることで、

自分の考え方や行動を見直すことができると思います。

居心地が悪い世界に踏み込んだ瞬間は、

なんでこの世界に踏み込んでしまったのかと後悔することがあると思いますが、

それでもその世界にとどまり続けることで、

知らない間に自分の世界が広がって行くのではないかと思います。

『何かを犠牲にする覚悟があるか』

「何かを得るためには、何かを犠牲にする必要がある」

ということが良く言われます。

「二兎追う者は一兎も得ず」

という言葉も同じ意味だと思いますが、

言わんとしていることは

・何を得るためには、何かを諦める必要がある。

・諦める覚悟ができないなら、それほど強い想いではない。

・そんな中途半端な想いでは、何を得ることはできない。

・他のものが目に入らないぐらいに強い想いがない限り、何も得ることはできない。

・”どっちも得たい”は時間を無駄にするだけ。

ということだと思います。

 

 

 

 

 

『資源に気づく』

自分の成長のために、

新しいことを習得することは、

もちろん大切なことですが、

一方で、

自分がすでに持っているもので、

まだ十分に活用しきれていない”資源”に気づくことも、

とても大切なことだと思います。

ただ、

自分の持っている”資源”は、

当たり前のものとなってしまっているため、

なかなか気づくことができないかもしれません。

 

そんなときには、

普段、接する機会が多い人に、

自分の”資源”について尋ねてみることも良いかもしれません。

ジョハリの窓ではありませんが、

自分の認識と他人の認識は違っていることも多く、

自分が当たり前すぎて何も感じていないことが、

他人から見たら手に入れたい”資源”であるということもあるかもしれません。

 

他人からのフィードバックによって、

自分の”資源”に気づき、

そうした”資源”に磨きをかけていくという成長もあるのではないかと思います。

 

 

『制約を取り払って考える』

自分でも気づかない思い込みによって、

自分の行動に制限をかけていることがあります。

例えば、何かするためにはお金が必要だとか、専門知識が必要だとか。

そうした思い込みによって、

思考停止に陥り、

その結果、何もできないまま、

フラストレーションだけをためてしまう、

そんなことが良くあるように感じます。

そうした状況に陥らないためにも、

定期的に制約を取り払って物事を考えることは良いことだと思います。

「何も制約がなかったとしたら、何をやりたいか?」

という投げかけを自分自身にすることによって、

自分の本当の想いに気づくことができるのではないかと思います。

 

『続ける秘訣』

何か新しいことを習得するためには、

当たり前ですが「続ける」ことが大切です。

 

ただ、その「続ける」ということが簡単ではありません。

やろうと思ってもやる気が出ない、

それを何とか意志の力で乗り越えようとしても、

なかなか乗り越えることができない。

 

そんな状態が続くうちに、

「自分は意志が弱い」

「自分はダメな人間だ」

と思うようになり、

最悪の場合、

何か新しいことにチャレンジしようとする気持ちすら失ってしまいます。

 

ただ、これは意志があるかどうかの問題ではないようです。

 

そもそも脳は

”慣れ親しんだこと”、”楽なこと”

を好む傾向があり、

新しいこと、負荷がかかることについては

ストップをかけてしまうようです。

 

つまり、新しいことを習得するときには、

意志の力を強化するのではなく、

怠け癖のある脳との戦いを制する必要があるということです。

 

ちなみに、

脳は負荷と感じない程度の小さなことに対しては、

ストップをかけたりすることはないそうで、

まずは脳に負荷を感じさせない程度に小さく始め、続ける。

つまりは、

あたかも昔からやっていたかのように脳に勘違いさせることが大切

だということのようです。

 

 

 

 

 

『ツァイガルニク効果とは?』

「ツァイガルニク効果」という言葉を初めて知りました。

何かをやり残した状態にしておくと、

脳はずっとそのことが気にかかり、

ほかのことに取り掛かれなくなるそうです。

確かに何かやり残したことがあると、

目の前のことに集中できなくなります。

そうした状態を回避するためには、

脳に”終わった”と感じさせることが必要だということです。

具体的には、

未完了のまま何かを終えるときには、

これから、それをどう仕上げるのかについて考えておくと

脳が”終わった”と解釈するそうです。

この方法を覚えておきたいと思います。

 

『やらざるを得ない環境を作り出す』

やろう、やろうと思いながらも、

ずるずると先延ばしにしていると、

だんだんと気分も落ち込んでくるようになります。

一方で、とりあえず、やり始めてしまうと、

不思議と前向きな気分になっているから不思議です。

やる気があるから、やれるようになるのではなく、

やるから、やる気が出てくるのかもしれません。

そう考えると、

やる気が出てくるのを待つのではなく、

やらざるを得ない環境を作り出すことが、

とても大切なことではないかと思います。

 

 

 

 

 

『振り返ることで、日々がつながる』

 

昨日よりも今日、

今日よりも明日、

明日よりも明後日というように、

毎日をよりよい日にしていくためには

今日一日を振り返ることが大切であると思います。

 

 

振り返ることなく、毎日を過ごしてしまうと、

心が動いた体験や、

そこから得ることができた気づきなどを、

未来に残すことができません。

 

振り返ることで、

日々が途切れることなく、

繋がっていくのだと思います。

 

うまくいかなったことは、

次の日の良いことにつながるはずです。

日々の出来事を次につなげることができるかどうかが、

プラスの未来をもたらす大きなポイントではないかと思います。

 

『成長しているかどうかを常に問う』

成長するためには、

日々の違いを意識することは大切なことではないかと思います。

 ”昨日と今日をくらべ、成長しているかどうか”

ということを常に問い、

もし、

 ”成長していない”

 ”変化をしていない”

ということがずっと続くようであれば、

日々の行動を見直す必要があると思います。

もちろん、

たった一日だけの行動では変化を感じることはできないと思いますが、

変わらないことを良しとしない姿勢が、

何よりも大切ではないかと思います。

 

 

『無意識に行動しない』

日々の生活のなかでは、

無意識で行っている行動が大半であると言われています。

そのため、

良い結果を生み出す行動を意識的に行っていたとしても、

無意識に行っている行動が良い結果を生み出すものでないとすれば、

全体としては、

良い結果を手にすることができないのではないかと思います。

 

そう考えると、

無意識で行っている行動を棚卸しし、

良い結果を生み出していない行動を捨てるということが

とても重要になるのではないかと思います。

 

もちろん、

無意識で行っている行動は体に染み込んでいることから、

そう簡単に捨てることはできないかもしれません。

ただ、

 「無意識に行動をしない」

ということを常に意識することで、

徐々に行動の結果を意識して、

行動ができるようになるのではないかと思います。

そうしたことを繰り返すうちに、

良い結果を生み出すことのない行動に対する嫌悪感が生まれ、

そうした行動を捨てることができるようになると思います。