華胥の国に遊ぶ

「変化」「変容」「進化」「成長」をキーワードに、未来の自分に向けたメッセージを書き続けています。

目標とは何か その⑦

目標とは何か その⑦

 

「戦略はゴールを目指して築かれる。最終目標を設定せずして、それにふさわしい戦略を考えることはできない。ゴールというのは労力と行動が最終的に向かう広い意味での目標、あるいは標的のことだ。ゴールが重要なのは、いったん設定されると、そこに意識が向かい、集中力が増すからだ。意識を向け、集中することが生産性を伸ばす。つまり、処理できる重要事項が多くなる。」
(ケリー・グリーソン、ビジネステクノロジー協会創設者。『なぜか、仕事が上手くいく人の習慣』)

 

目標を設定し、その達成に向けて行動をし始めると、その行動の大小に関係なく、"自然"にその効果、結果について自分自身で検証するようになります。


目標達成に近づく行動であることが間違いないと感じることができれば、その行動を継続し、その行動にもの足りない面があると感じれば、行動を修正する、あるいは新たな行動を追加することになります。


目標を設定し、その達成に対する意識が高まるにつれ、その達成の前提となる様々な行動についての試行錯誤の回数が飛躍的に増加します。


そうした試行錯誤を重ねることで、一つひとつの行動の質が改善し、一つひとつの行動の生産性が高まります。

 

目標を設定し、行動することで、自動的に"思考"がフル稼動で動き出し、それに促されるように行動の質が改善し、行動の量が増えるという感覚かもしれません。

 

目標設定は、それまで眠っていた"思考"を目覚めさせるきっかけになるのだと思います。