「目標と日常生活」
目標を常に意識していると、街なかを歩いていても、読書をしていても、人と話をしていても、なぜか目標に関連したことが、目に入ったり、聞こえてきたり、あるいは様々なことを目標に関連づけて考えたりすることが多くなると思います。
その背景には、人間の脳にある「脳幹網様体賦活系(のうかんもうようたいふかつけい)」という部位の存在があるようです。
日常生活のなかで、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚という五感を通じて様々な情報が、私たちにもたらされますが、その情報のうち、「必要な情報」と「必要でない情報」との選別を行っているのが、「脳幹網様体賦活系(RAS)」だそうです。
そのため、意識している情報、気になっている情報がクローズアップされるという結果になるのです。
このRASの働きをうまく活用することで、目標達成に必要な情報を集めやすくなるかもしれません。「脳」に必要なことであると思い込ませるためにも、目標を常に意識し、見る、話す、書くということを繰り返し行うことが重要であると思います。