『時間の価値』
人は多くの時間を無駄にしている。
誰もが、時間など無限にあるかのように振る舞っているが、
実際には時間こそ限りある資源であり、
人はそれを上手に活用していない。
(ダニエル・カーネマン)
「お金のために時間を使うか」、「時間のためにお金を使うか」。
「お金」も「時間」もいずれも限りがあるという意味では同じです。
大きく違うのは、「お金」は取り戻す手段がある一方、
「時間」には取り戻す手段がないということです。
このことを意識していると、「時間」に対する感覚が研ぎ澄まされ、
例えば、
1時間を2時間に増やす方法はないか?
1時間を30分に減らす方法はないか?
寝ている時間にも「時間」に働いてもらうことはできないか?
というように、いかに「時間の価値」を最大化するかということを
常に考えるようになります。
時間だけは全ての人に平等と言われますが、その価値は人によって大きく
異なるのではないかと思います。
時間は、その価値において決して平等ではありません。