華胥の国に遊ぶ

「変化」「変容」「進化」「成長」をキーワードに、未来の自分に向けたメッセージを書き続けています。

『ありたい未来を想像する』

 

「取り越し苦労」というのは

「後悔」と同じように、

「武道家が決してしてはならないこと」です。

どうしてかというと、

「明瞭にイメージされた未来」は

そうでない未来よりも

実現可能性が高いからです。

人間は不思議な生き物で、

自分の想像力の奔放さに

「淫する」ということがあるのです。

「こんなにすごいことを想像できちゃう

自分の脳のスケールの大きさ」

に惚れ惚れしてしまうのです。

そうなると、

「こんなことが起きたらいやだな」

という未来について、つい細部にわたって

想像してしまう。

その想像にのめり込んでしまう。

そして、

細部まで想像された未来は強い吸引力を持つ。

そこに引き寄せられてしまう。

(『困難な成熟』(内田樹)より)

 

 

「想像する」ということには、

とてつもなく大きな力が宿っているようです。

 

想像力を総動員し、

未来を詳細に描けば描くほど、

描いた未来に近づく引力は強くなる。

 

そうであれば、

未来に対して、プラスの想像をすればするほど、

プラスの未来に近づく引力も強くなるはずです。

 

常にプラスのイメージを未来に与え続けることを

意識し続けたいと思います。