『偽りの希望症候群』
今更ながらですが、
「偽りの希望症候群」
という言葉を初めて知りました。
トロント大学のポリヴィ教授によると、
「高すぎる目標を立てることは、脳が満足感を味わって、それだけで満足してしまう。」そうです。
高い目標を立てると、
脳はその目標を立てたという行為自体に満足してしまい、
その目標を達成するために必要な行動へのモチベーションが奪われてしまうそうです。
つまりは、
目標は立てるということは、
何かを始めるための動機づけになるが、
そのために必要な行動を継続するための動機付けにはならず、
続けるための動機付けは別に考える必要があるということです。
この話を知ったことで、
大きな目標だけではなく、
そこに至るまでの通過点として
小さな目標を立てることの重要性を改めて認識した次第です。
脳は面白いですね。