『センスはどうやって磨かれるのか』
センスがあるかないかは生まれもってのものであり、
どうにもならないという話をよく聞きます。
確かにそうなのかもしれませんが、
最近、いわゆるセンスがない人と言われている人を観察していると、
毎日同じ繰り返しばかりをしている、
普段と違うことをやることに抵抗を示す、
自分の世界から足を踏み出さない、
という傾向がみられます。
一方で、センスがあると言われている人は、
新しいことに対する抵抗感を持っていない、
行動にうつす速度がはやい、
という傾向があるように感じます。
”センスがあるから、そうした傾向を示すのか”
”そうした傾向があるから、センスが磨かれていくのか”
といった因果関係は不明ですが、
「行動した結果」の蓄積が多いか少ないかということと
センスが良いか、悪いかは、相関関係があるように感じます。
「こうしたらこうなる」という方程式が多ければ多いほど、
初めての出来事に対処する場合でも、類似したケースから方向性を見出すことができ、
結果、それが「センス」という言葉で評されるのではないか思います。