『大切なことに集中するための時間を確保する』
何をするにも「時間」は貴重の資源であることは言うまでもありませんが、
その「時間」を奪って去ってしまう誘惑が世の中にはあふれており、
気づいたときには、「時間」がなくなっていたということが少なくありません。
こうしたことが起こってしまう背景には、
二つのことがあるのではないかと思います。
一つは「心の底から達成を願う目標がない」こと。
そしてもう一つは「目標達成のための時間を確保していない」こと。
心の底から達成を願う目標があれば、
その達成のために必要な行動は何かを考え、
具体的に実践するようになります。
そして、行動を続けるうちに、
次第に「時間が足りない」ということを意識するようになり、
何に時間を使うかという優先順位づけが変わってきます。
目標達成と関係のないことに時間を費やすことにストレスを感じるようになり、
そうした「無駄」な時間をなくそうとする意識が強く働くようになります。
とはいうものの、
「時間」を奪い去ってしまおうという世の中の誘惑もなかなか強力であり、
知らないうちに「無駄」なことに時間を使ってしまいます。
そうした誘惑に負けないためにも、
「目標達成のための時間=本当に大切なことのために使う時間」
を意識的に確保することが重要ではないかと思います。
「何か得るためには何かを犠牲にする覚悟が必要である」
と言われますが、
「大切なことに集中するためには怠惰に過ごす時間を捨てる」
という覚悟が必要であり、
そのための環境づくり、仕組づくりはとても大切なことではないかと思います。