『時間に対する意識の違いが成果の違いを生み出す』
「時間」に対する意識は、人それぞれ違います。
特にやることがない人にとっての時間は、
「つぶすもの」かもしれません。
一方、やるべきことがあふれている人にとっての時間は、
「最も貴重な資源」であると思います。
当たり前のことですが、
そうした「時間」の対する意識の違いは、
考え方や行動の違いとして現れてきます。
何か問題が発生したとき、
時間を「つぶすもの」と考えている人は、
それが繰り返し発生するものであっても
その都度問題に対処することが多いように感じます。
一方、時間を「最も貴重な資源」であると考えている人は、
もし何度も同じ問題が発生しているのであれば、
問題に対処するのみならず、
その根本原因を追究し、
二度と同じ問題が発生しないような対策を講じることを考えます。
すなわち、
時間に対する意識の違いが
問題に対して
「受動的に対応するか」、
「能動的に対応するか」
という違いとして現れてきます。
時間に対する意識の違いが、
「過去」に対して行動するか、
「未来」を予測し、それに対して行動するか、
という考え方の違いを生み出すのではないかと思います。
こうした考え方の違いが、
問題解決に要するトータルの時間の差を生み出すのではないかと思います。
そうした時間の差は、
より大切なことに使うことができる時間の差を生み出し、
結果として、
その時間の差が最終的な成果の差として現れてくるのではないかと思います。