『脳内エネルギーを大切に』
「どうしても達成したい」
という目標があると、
寝ても覚めても、そのことだけを考えるようになります。
そのような状態になると、
何を見ても、聞いても、気づくことがあり、
意識が自分の内側へ向いたり、また外側へ向いたりと
行ったり来たりします。
一日中、それを繰り返していると、
脳内エネルギーが少なくなってきたと感じる瞬間があります。
「脳が疲れた」と感じる瞬間と言っても良いかもしれません。
脳が疲れると、
明らかに集中力がなくなります。
ガソリンの場合は、タンクが満タンの状態でも残りわずか量の状態でも、
1リットルのガソリンは1リットルのガソリンであり、
パフォーマンスは変わりません。
それと異なり、
脳内エネルギーの場合は、100の状態か50の状態かでは、
明らかにパフォーマンスの差が出ます。
脳内エネルギーが少なくとなる、
時間あたりのインプットやアウトプットの量、質とも低下していきます。
脳内エネルギーの状態に敏感になると、
大切なことはできる限り、
脳内のエネルギーが100の状態のときに
やっておこうという意識が働くようになり、
必然的に「第二領域」を優先するようになります。
どうしても達成したいという目標があると、
時間だけでなく、脳内エネルギーにも敏感になり、
その結果、「第二領域」を優先するようなるという、
好循環が生まれます。