『行動するからやる気が出る』
「行動するためにはやる気が必要」
「やる気がないと行動できない」
というように、
「やる気」を行動するための必要条件として考えることが少なくありません。
ただ、その考えには、そもそも「やる気」はどうやって出すかという視点が
抜けていると思います。
「やる気」を高いレベルで長続きさせることは簡単なことではなく、
絶えずメンテナンスをしないと、
知らないうちに「やる気」がなくなっていたりします。
ウィリアム・ジェームズの言葉に、
「楽しいから笑うのではない。笑うから楽しいのだ。」
というものがありますが、
脳には「カタチ」から入るという特徴があるのではないかと思います。
例えば、
何となく机の片付けを始めたところ、
すべてを整理しないと気が済まなくなったということがありますが、
これはまさに「カタチ」から入り、やっているうちに「やる気」が出た、
というパターンであると言えます。
もちろん、何かを始めるときに、
「やる気」が大切な要素であることは間違いありませんが、
それよりも、とにかく始めることが大切なのではないかと思います。