『仕事に対するプライド』
知識労働者が
誰かの部下ということはありえない。
同僚である。
見習いの段階をすぎれば、
自らの仕事については
上司よりも詳しくなければならない。
さもなければ、
無用の存在となる。
まさに、
組織のなかの誰よりも詳しいことこそ、
(「明日を支配するもの」、ピーター・F・ドラッカー)
「上司は自分よりも仕事について詳しくあるべき」
という意識を持っている人は少なくないと思います。
ある意味、正しいことですが、
このドラッカーの言葉は、
「本当にそうなのか』ということを考えさせられる言葉です。
「組織のなかの誰よりも詳しい」
という意識が仕事に対するプライドを生み、
そのプライドがさらなる高みに引き上げてくれるのはないかと思います。