『情報を共有することの意味』
情報の共有は、
変化が改善程度のものでなく、
まったく新しい何かの始まりであるときには、
とくに必要である。
チェンジ・リーダーとして
成功しようとするのであれば、
いついかなる場合においても、
決して不意打ちはしないことを
原則としなければならない。
(「明日を支配するもの」、ピーター・F・ドラッカー)
ドラッカーは、
信頼性の欠如や不足ほど人間関係を傷つけるものはないと述べており、
その関係を維持、向上させるためには情報を共有すること、
正確に言えば、
顔を合わせ、情報を共有することが重要であるとしています。
ドラッカーがこの言葉を残した時期と現在では、
もちろん時代背景は異なりますが、
今の時代にも当てはめることはできると思います。
メール等で一応の情報共有はできるものの、
それで信頼性を維持、向上できるかどうかといえば、
そうではありません。
「顔を合わせる」
ということは信頼性を構築するうえで不変の真理ではないかと思います。