『自分の存在価値を”有用性”だけに委ねない』
不確実性が高い時代、
自分の存在価値に不安を感じることがあると思います。
そうした不安を感じると、
無意識のうちに、
「有用性」、つまり何かの役に立っているかどうかで
自分の存在価値を判断してしまいます。
「何かの役に立っている」ということは大切なことですが、
何が役に立つかどうかは、社会環境や時代によって大きく変化します。
その時代が求める役割をあわせて
スキルや能力を開発し続けることができれば良いですが、
それぞれの分野において、必ずその道のプロが存在します。
そうした社会であるにも関わらず、
外部のものさしだけで自分の存在価値を判断し続けてしまうことは
常に不安定な状態に自分の身を置くことになるのではないかと思います。
不確実性が高い時代、
有用性だけにとらわれることなく
自分という感覚を持ち続けることが大切なことだと思います。