『仕事と作業を意識することで本当の意味での生産性向上を意識できるようになる』
会社で過ごす時間には、
大きく分けて、
「仕事の時間」と「作業の時間」があると思います。
「仕事を社会に対して何らかのプラスの価値を提供することである」と定義し、
「作業をそれ以外」と定義すると、
後者が圧倒的に多いことに愕然とします。
「生産性向上」という場合、
前者と後者を分けて考えることが少ないと感じています。
「仕事」はすぐに結果が出ることばかりではありません。
むしろ時間をかけてようやく結果が出ることの方が多いと思います。
それゆえに、
「生産性向上」の掛け声のもと、
本来の意味でいう「仕事」の時間が削減される
ということが少なくありません。
その結果、
価値を生み出すことのない「作業」ばかりに
時間を費やすということが起こります。
「生産性向上」を本気で目指すのであれば、
まずは、「仕事」と「作業」を分けて考えるということから
スタートする必要があると思います。