『攀念智(はんねんち)』

「攀念智」(はんねんち)という言葉を初めて知りました。

人を恨む、憎むという想念を持つという意味の言葉だそうです。

 

攀」(はん)という文字には、

何かにしがみついて登るという意味があり、

 

 ”人を恨んだり、憎んだりすると、

 そのことばかりに心が奪われてしまい、

 まるで何か必死にしがみついているかのようである”

 

ということをその一文字であらわしているとのことです。

 

自分にとって何か良くないことがあると、

他人のせいにしてしまうことは誰にでもあると思います。

ただ、そのことばかりに心を奪われてしまうと、

その裏に「良いこと」が隠されていたとしても

気づくこともできず、

結果的には損を手にするだけであるということだと思います。

 

どんなことが起こっても、

「攀念智」で心を曇らせるようなことがないようにしたいものです。

 

 

 

 

 

『衆人環視の場をつくる』

 

何か新しい行動を開始し、

それが習慣化するまでは、

緩めないことが大切ではないかと思います。

もちろん、あまり自分を追い込んでしまうと、

その行動に対するマイナスなイメージがついてしまうため、

追い込みすぎないという加減も必要ですが、

緩め過ぎてしまうのはよくありません。

 

脳は常にエネルギーを消費しないようにするため、

その策略にのってしまうと、

どんどんと楽な方向へ進んでいってしまいます。

 

最悪の場合、

 ”一休み”

なんてことにも。

 

何事も始めるときに一番負荷がかかります。

再び始めることは簡単なことではありません。

 

そうならないためにも、

緩め過ぎないことを常に意識する必要があります。

とはいえ、一人だけで脳の誘惑に打ち勝つことは簡単なことではありません。

やはり、誘惑に負けない仕組みをつくりあげることが大切です。

人によってどんな仕組みが最適かは違うと思いますが、

一緒に取り組む仲間と定期報告の場を設けるなど、

 ”衆人環視の場”

はとても効果があるのではないかと思います。 

 

 

 

『日々の仕事を刺激的なものにする方法』

トム・ピーターズの

『サラリーマン大逆襲作戦2』

のなかに、

「小さな問題の陰にビック・プロジェクトあり」

という項目があります。

 

日々の小さな問題をそのままやり過ごしてしまうのではなく、

別の視点からその問題を捉え直し、

大きなプロジェクトにできないかと考えることは、

日々の仕事を刺激的なものにする、

とても良い方法だと思います。

 

すべてを大きなプロジェクト化できるわけではないと思いますが、

「小さな問題の陰にビック・プロジェクトあり」

という言葉を意識するだけで、

視点が変わり、

問題の見え方も変わってくるのではないかと思います。

 

既にあったものを別の見方で見直したことから、

多くのアイデアイノベーションが生まれる

という話もあるように、

別の視点で物事を捉えるということを常に意識することは

とても大切なことだと思います。

 

『無為に日々を過ごさないために』

無為に日々を過ごすことをなくすためには、

次から次への予定を入れておくことが重要ではないかと思います。

 

確かに予定に追われる生活にストレスを感じることもあるかもしれませんが、

予定を入れておかないと、

悲しいかな、

無意識に”ラク”なことを選んでしまいがちです。

 

無為に日々を過ごしてしまうこと以上に

後悔を感じることはありません。

しかもこの後悔はしばらく続きます。

 

過ぎ去った時間は取り戻すことができません。

 

強制的にせざるを得ない環境を作り出すことは、

無為な時間を過ごすことを未然に防ぐ、

効果的な方法ではないかと思います。

 

 

 

 

『負荷をかける仕組み』

自分に負荷がかかることがない日々を繰り返していると、

明らかに退化していく感じがします。

 

脳は、新しい刺激は求める一方、

なるべく負荷がかからないことを

選ぶ傾向があるように感じます。

そのせいか、

脳の思うがままにさせておくと、

自分には負荷をかけず、

手っ取り早く刺激が得られることを

求めるように感じます。

 

YouTubeなどはその意味でもうまくできていると思います。

自動再生にしておくと次から次へと、

新しい動画が再生され、

あっという間に何時間も過ぎてしまいます。

 

 

成長するためには、

一定の負荷が必要だと思います。

脳の思うがままにさせることなく、

自分に負荷をかけるようにするためには、

そうさぜるを得ない仕組み、

あるいは環境をつくりあげることが

重要であると思います。

 

その意味でも、

一緒に努力を重ねる仲間の存在は

怠惰な脳に打ち勝つための大きな力になると思います。

 

 

『仕組み化を考える』

目標を達成するために必要となる行動をリスト化し、

それを毎日、順番に実行していくことが、

目標達成の王道であると思います。

ただ、それは簡単なことではありません。

他にやるべきことがあったり、

気分が乗らなかったりと、

日々様々なハードルが目の前にあらわれます。

そうしたハードルを乗る越える仕組みを

いかに日々の生活の中に埋め込むことができるか、

それがとても大切なことではないかと思います。

 

 

『頭のなかを整理する』

マイナスな考えが頭に浮かんできた時には、

そう考えることによって、

 ”どんなメリットがあるのか”

 ”どんなデメリットがあるのか”

を考えてみると良いと思います。

それによって、

自然となぜそうした考えが頭に浮かんできたのかという理由を

考えるようになります。

 

先行きが不透明な状態だと不安を感じるのと同じように、

頭の中が整理できていないと、

マイナスな考えをなかなか消し去ることはできません。

 

マイナスな考えの正体をはっきりさせることで、

どう対処すべきか、考えることができるようになるのではないかと思います。

 

 

 

 

 

 

『ゆっくり反応する』

 

アーロン・ベックは、

人は、自分を取り巻く環境をどうとらえ、どう意味づけするのか

という認知が、感情、行動に影響を与えると考えています。

確かに、同じ出来事でも、

全く気にしない人もいれば、

ひどく落ち込んでしまう人もいます。

 

何事も悲観的に考えてしまう人は、

性格だからと諦めてしまうことが多いと思いますが、

自分の認知にその原因があると考え、

 「自分のなかにどのような感情や考えが込み上げているか?」

 「なぜそう考えるのか?」

 「そう考える根拠は何か?」

 「その考えは正しいのか?」

 「別の見方をすることができないか?」

という問いを立て、

無意識かつすぐに反応しないように意識することで、

物事に対する見方が少しだけ変わるかもしれません。

 

 

『自分はどんな非論理的な信念を持っているか』

 

アルバート・エリスは、

人が落ち込んだりする原因は、

その人が持つ、非論理的な信念にあると考えます。

出来事そのものには、

プラスもマイナスの意味もなく、

その人が持つ信念が、

その出来事に対し、プラス、あるいはマイナスの意味付けを行うという考え方です。

 

ちなみに、非論理的な信念は4種類に分けられるそうです。

①ねばならぬ信念

 何事においても、「〜しなければならない」と考えてしまう。

②悲観的信念

 すぐに「もうだめだ。絶望的だ」と考えてしまう。 

③非難・自己卑下信念

 何かうまく行かないことがあると「自分は無能だ」と考えてしまう。

④欲求不満低耐性信念

 すぐに「我慢できない」と思ってしまう。

 

程度の差はあれ、

こうした非論理的な信念は誰もが持っているのではないかと思います。

何かの出来事に直面したとき、

感情的に必要以上に反応しないためにも、

「自分はどんな非論理的な信念を持っているか」

ということを考えてみることは大切なことだと思います。

 

(参考:ABC理論

人間の感情は、出来事や経験そのものによって引き起こされるのではなく、

その人が持つ信念によって引き起こされるものである、という考え方。

以下のようにABC(DE)のプロセスで説明される。

 

A:Activating event or experience  

  出来事や経験を表す。

B:Belief

  その人が持つ信念を表す。

C:Consequence

  信念(B)を持つことによって生じた感情や反応などの結果を表す。

D:Discriminant and dispute

  マイナスの感情を引き起こす信念(B)を明らかにし、徹底的に反論すること。

E:Effect

  Dによってもたらされる効果。

 

 

 

 

『すぐに行動する』

思い立ったらすぐに行動することは、

時間を有効に活用するうえで大切なことだと思います。

すぐに行動せず、

どうするか悩んでいる間は、

他のことに集中することができず、

新しいことを思考することもできません。

それは時間を無駄にしているのと同じであり、

とてももったいないことだと思います。

行動するかしないかをすぐに決め、

頭の中をすっきりさせることは大切なことだと思います。