華胥の国に遊ぶ

「変化」「変容」「進化」「成長」をキーワードに、未来の自分に向けたメッセージを書き続けています。

『すぐに反応しない』

 

刺激と反応の間にはスペースがある。

そのスペースの間には、反応を選ぶ自由がある。

私たちの成長と幸福は、

その選択が鍵を握っている。

 

 

出来事に対して、

どう反応するかによって、

その出来事がプラスにもマイナスにも変わります。

 

出来事そのものには、プラスの意味もマイナスの意味もありません。

 

その意味を決めるのは、

その出来事に対して、

自分がどう反応するかであり、

その選択は、自分で自由に決めることができます。

 

どんな出来事であっても、

プラスの意味づけを行いたいと思うのですが、

残念ながら、直感的に反応してしまいがちです。

 

そんなときには、

この言葉を思い出し、

反応までの時間稼ぎをするようにしています。

 

ほんの少しの時間ですが、

一旦、考える間があるかどうかによって、

出来事にどう反応するかということを考える時間ができ、

価値ある選択をすることができるようになるから不思議です。

 

 

 

 

 

 

『続けるために』

何事も続けるためには、

仕組み化することが大切です。

 

物事を続けるためには、

やる気をいかに維持するかが重要であるということがよく言われますが、

やる気には浮き沈みがあり、

あまりあてにならないような気がします。

 

やはり、

やる気に関係なく、

続けることができるどうかが重要ではないかと思います。

 

何事も続けることによって

自分の体に染み込んでいきます。

続けることによって、

自分のものにすることができます。

 

何かを決意をすることは、

大切なことですが、

それ以上に大切なのが、

 ”続ける”

ということではないかと思います。

 

もちろん、やる気や意志の力によって

続けることができるかもしれませんが、

やはり続けるためには、

続けざるを得ない状況をつくりだすことが必要ではないかと思います。

 

やらざるを得ない状況をつくりだし、

その力を借りて物事を続ける。

そうしていくうちに、

だんだんとその行動が体の中に染み込み、

習慣化していく。

 

習慣化することができれば、

特に意識することなく、

続けることができます。

 

自分のやる気や意志の力だけで、

そうした状況がつくり出せることができれば

ベストですが、

自分の力だけで、

そうした状況をつくり出す必要はありません。

 

大切なのは ”続ける”   ことです。

 

そのためには、

積極的に他人の力を借りても良いのではないかと思います。

自分のやる気をあてにするのではなく、

他人に監視してもらう、

できてなければ指摘をしてもらう、

そんな仕組みをつくりあげることができれば、

続けることのハードルが下がるのではないかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『行動がすべて』

 

決定のプロセスで最も時間がかかるのは、

決定そのものではなく、

決定を実施に移す段階である。

決定は、

最初の段階から行動への取り組みを

その中に組み込んでおかなければ

成果はあがらない。

ピーター・ドラッカー

 

ドラッカーは、

決定プロセスにおいては、

決定そのものではなく、

その決定を具体的な行動に移す段階で

時間を要すると指摘しています。

また、行動に移さない限り、

どんな素晴らしい決定であっても、

成果をあげることができないと。

 

まさにその通りだと思います。

ただ、何かを決めるということ自体に時間をかけ過ぎてしまい、

そして、決定しただけで、

何か行動した気分になってしまうこともあるのではないかと思います。

 

ドラッカーの指摘するように、

行動しない限り、

どんな素晴らしい決定も成果を生む出すことはありません。

 

 ”行動までを含めて決定のプロセスを考える”

 

意思決定をする際には、

このことを忘れてはならないと思います。

 

 

『小さなことを積み重ねる』

 

 

小さいことを積み重ねるのが、

とんでもないところへ行く

ただひとつの道だと思っています。

イチロー

 

 

イチローの言葉の趣旨とはずれてしまうかもしれませんが、

 ”目標は大きく、行動は小さく”

を意識することが大切なのでないかと感じました。

 

 

大きな目標は気分を高揚させますが、

いきなり大きな行動を始めようとすると、

いろいろと乗り越えなければならないハードルがあり、

行動できないまま、月日だけがすぎてしまうことがあります。

すぐに行動できるよう、

できる限り、「行動」は小さく分解することが大切だと思います。

動き出さなければ、何も始まらない。

 

ただ、

目標と日々の行動との間のギャップが大きければ大きいほど、

 ”いつまでもたどり着くことはできないのではないか”

と感じることもあるのも事実です。

そう感じると、日々の行動を続けることが難しくなります。

 

やはり、

日々の行動を積み重ねた結果として、

何らかの成長を感じることができるような仕組みを用意しておくことが

大切だと思います。

 

テストのような客観的に評価できる仕組みがあると良いですが、

そういった仕組みがない場合には、

毎日、毎週、毎月の振り返りをするだけでも、

自分の成長を感じることができるのではないかと思います。

 

少なくとも、

毎日続けているという事実を客観的に認識するだけでも、

自己肯定感が生まれます。

続けているという事実は

自信をもたらしてくれます。

 

目標を達成するうえで、

そうした自信や自己肯定感は欠くことができないものだと思います。

 

一つひとつの行動はすぐに結果を生み出すものではないかもしれませんが、

その積み重ねによって感じることができる自信や自己肯定感は、

目標達成に向けた行動を後押ししてくれる力となることは間違いありません。

 

 

 

 

 

『新しい体験をする』

世界を広げるためには、

新しい体験が不可欠です。

ただ、自分だけで新しい体験をしようとしても、

これまでの自分の経験が邪魔をしてしまい、

チャレンジしようという積極的な気持ちが

わいてこないのではないかと思います。

 

そう考えと、

新しい体験をする一番の方法は、

人に勧められたことは、

とりあえずはやってみることだと思います。

それによって、

自分の基準では、決して選ぶことがないことを

体験することができるのではないかと思います。

 

新しい体験をすると、

もちろん「やらなけばよかった」と後悔することもあるかもしれませんが、

一方で、これまでの自分の経験と化学反応を起こし、

新たな気づきを得ることができます。

そうした新たな気づきによって、

これまで見えていた景色が変わって見えてきます。

古いものを新しい目で見ることによって、

世界は明らかに違って見えてきます。

 

やはり世界を広げるには、

新しい体験をすることが不可欠であると思います。

 

 

 

 

 

『自分の状態を常にモニタリングする』

自分自身の状態をモニタリングすることで、

どんな時に、

100%の力を発揮できるのかが

分かるようになるのではないかと思います。

 

そして、

その状態をもたらす構成要素を

具体的に抽出し、

それを日々の中に取り組むことで、

再現性を高めることができるのではないかと思います。

 

例えば、

何時に寝て、何時に起きるのがベストか、

どの場所だと集中できるのか、

誰と一緒にいると気持ちが高まるか、

など。

 

常に100%の状態でいることは無理だとは思いますが、

100%に近い状態に、

自分を持っていくことは、

貴重な毎日を有意に過ごすためにも

とても大切なことではないかと思います。

 

 

『振り返る』

うまくいかなかったことを振り返ることは、

あまり気が進まないことかもしれませんが、

うまくいかなかったことを振り返ることで、

学べることが多くあると思います。

 

嫌な気持ちから逃げることなく、

現実を直視し、

そこから学ぶ、

こうしたことを繰り返すうちに、

自分自身のステージが、

知らない間に上がっていくのだと思います。

『書くこと』

「書くこと」にはたくさんの効用があります。

 

書くことで、

漠然としていた考えが整理されます。

 

書くことで、

忘れかけていたことを思い出します。

 

書くことで、

不安が和らいできます。

 

書くことで、

前向きな気持ちになります。

 

書くことで、

意識に深く刻み込まれます。

 

書くことで、

自分を客観視することができます。

 

書くことで、

考えを人と共有することができます。

 

書くことで、

その瞬間の想いを保存することができます。

 

書くことで、

新しいアイデアが浮かんできます。

 

書くことで、

頭の中がスッキリします。

 

書くことで、

考えをさらに深めることができます。

 

書くことで、

自分をその気にさせることができます。

 

書くことで・・・、

 

書くことのメリットはどんどん浮かんできます。

 

書くことは、

時間も、場所も選ばず、

しかもお金も必要ありません。

 

何かモヤモヤしている時、

なんとなく気分が盛り上がらない時、

「書く」だけで、

気持ちが前向きになってくるから不思議です。

 

 

 

 

 

『強制力のある仕組みによって、未来にプラスをもたらす行動を定着させる』

未来にプラスをもたらす行動を、

いかに毎日の生活の中に、

溶け込ませることができるか、

これは、そう簡単なことではありません。

 

今の自分は、

過去の行動によって

形づくられたものであり、

その自分をさらにバージョンアップさせるためには、

これまでとは違う行動をすることが必要になります。

 

こんなこと、当たり前のことかもしれませんが、

実はこれがとても難しい。

 

これまでと違う行動をするということは簡単なことではありません。

 

なぜなら、今の自分を形づくっている行動は、

慣れ親しんだものであり、

ゆえに、

負荷もかかることなく、

ほとんど無意識に実践できるものだからです。

 

一方、未来にプラスをもたらす行動は、

これまで馴染みのない行動であり、

その意味で負荷のかかるものであることは間違いありません。

 

それを無意識に実践できるようにするためには、

やはり強制力のある環境を作り出すことが

不可欠ではないかと思います。

 

周囲に宣言する、

一緒に取り組む仲間を作る、

あるいは行動リストを作成し、日々振り返る、

など、いろいろあると思いますが、

いずれにせよ、

勢いがつくまでの一定期間は、

強制力のある仕組みを用意しておくことは

非常に重要なことではないかと思います。

 

 

 

『とにかく始めること』

 

結果は気になりますが、

とにかく始めることが大切です。

もちろん、

人生を大きく変えるようなことを始める時には、

熟慮が必要ですが、

その場合であっても、

何か小さなことから始められることはあるはずです。

まずは、どんな小さなことからでも良いので、

とりあえず始めることが大切です。