華胥の国に遊ぶ

「変化」「変容」「進化」「成長」をキーワードに、未来の自分に向けたメッセージを書き続けています。

『体調と気分の相関関係』

 

何かの出来事が起こった時、

その出来事をどう解釈するかによって、

その後の行動が大きく変わってくると思います。

当然のことながら、

どんな出来事であってもプラスの解釈をした方が、

その後の行動も前向きなものになります。

 

ただ、

その時の体調によって、

同じ出来事であっても、プラスに解釈できることもあれば、

解釈できないこともあります。

 

どんなにプラスに解釈しようと努力をしても、

体調が万全でないと、

マイナスな感情が生まれてきてしまいます。

 

体調が万全でないときには、

あえて解釈を先延ばしにするという選択肢もあるのではないかと思います。

 

 

 

 

 

 

『脳は飽きる』

全ての物事がうまく進み、

変化のない生活を毎日繰り返していると、

脳がだんだんと活動しなくなっていくそうです。

脳は常に置かれた状況を判断しながら活動しており、

「このまま同じ状況が続く」と脳が予測してしまうと、

それ以上、活動することをやめてしまうようです。

 

そんな状況が続けば、

脳の働きは鈍くなり、何も考えなくなってしまいます。

 

脳は活動することで成長します。

活動しなければ退化してしまいます。

 

脳を退化させてしまわないためにも、

常に少しでも新しい環境に身を置くことが大切なことだと思います。

 

 

 

 

『内なる声に耳を傾ける』

 

これまでの歴史のなかでも繰り返されてきたことかもしれませんが、

いつ何が起こるかが分からないという不安が高まると、

他人の作り上げた世界や価値に自分を委ねてしまいがちです。

 

ただ、変化が激しい時代、

この瞬間に価値あるものと認められていることが、

未来永劫続くわけではありません。

委ねていた世界や価値が全く意味のないものとなる可能性があり、

常に路頭に迷う危険性と隣り合わせです。

 

路頭に迷ってから、

自分の歩む道を探そうと思っても、

そんな力は残っていないかもしれません。

そうなると、

また他人に自分を委ねてしまうことになってしまいます。

 

やはり、どこかの瞬間で、

他人に委ねるのではなく、

 ”自分の人生を歩む”

という選択をすることが大切なのではないかと思います。 

 

そのためには、

自分の内なる声に耳を傾けることが大切だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『流暢性の原則?』

 

人には、「流暢性の原則」というものがあり、

物事をうまく進めることができるとき、

人は意識的な思考過程を踏んでいないことが多いそうです。

単純に言えば、

「慣れたことをしている時には何も考えていない」

ということになります。

何も考えない状態ということは

脳に負荷がかかっていないことであり、

脳も筋肉と同じように、

負荷をかけない限り成長することはできません。

やはり

成長するためには、

何事も負荷を与えることが大切です。

そのためには、

自分がこれまで足を踏み入れたことのない世界に

足を踏み入れることは、

成長にとって何よりも大切なことでないかと思います。

『エビングハウスの忘却曲線』

 

エビングハウス忘却曲線

・20分後には42%を忘却し、58%を保持していた。

・1時間後には56%を忘却し、44%を保持していた。

・1日後には74%を忘却し、26%を保持していた。

・1週間後には77%を忘却し、23%を保持していた。

・1ヶ月後には79%を忘却し、21%を保持していた。

と言われるように、

学んだことは時間経過とともに忘れてしまいます。

一方で、どれだけ時間が経過しても、ずっと忘れないこともあります。

なぜでしょうか?

やはり、人間の本性として、

自分が興味・関心のあることについては、

時間が経過しても忘れないのだと思います。

 

「〜しなければならない」

「〜すべきである」

という基準で何かを決めるのではなく、

自分の内なる言葉に耳を傾け、

「自分は本当に何をしたいのか」

という気持ちに素直になることが大切なのだと思います。

 

 

 

『他者からの承認の条件に縛られていないか?」

人は知らないうちに、

他者からの承認の条件によって縛られてしまい、

「〜すべきである」

「〜しなければならない」

という基準で行動をしてしまうことが少なくありません。

でも、そうした行動は長続きしません。

 

人は、やはり、自分の中から出てきた答えに従って行動するとき、

自分自身の力を一番発揮できるのではないかと思います。

 

何か行動をするとき、

「それは本当に自分のやりたいことか?」

「他人の価値基準にあわせているだけではなないのか?」

と常に問うことが大切なことであると思います。

 

 

 

 

『自分という感覚を持ち続ける』

この先、何が起こるかが予測できない不確実な社会では、

スキルや能力を開発することも依然として重要なことですが、

それ以上に、「自分」というものを持ち続けることが重要です。

 

世の中、様々な情報はあふれていますが、

成功に至るための確実な道はどこにもなく、

私たちは地図を持たない旅人のようなもの。

そんな世界を歩んでいくためには、

「自分」という感覚を持つことが何よりも大切だと思います。

それがないと、

無意識に、他人の作った世界、価値観に翻弄され、

「気がついたらこんなはずじゃなかった」

と茫然とすることになってしまうのではないかと思います。

 

 

 

『自分の認知を疑ってみる』

自分の持っている「認知」が、自分の行動を妨げてしまうことがあります。

そうした「認知」を書き換えない限り、

どれだけ行動すると決心しても、

なぜか行動を続けることができないという状態に陥ってしまうように感じます。

 

物事を続けることができないと

どうしても自分の意志の弱さを原因にしてしまいがちですが、

そもそも自分の持つ「認知」が行動を制限しているのであれば、

どれだけ強い意志を持っていても、

「認知」がブレーキをかけてしまい、

意志の力を減退させてしまいます。

 

そういう状態を無意識に作り出していないか、

自分の「認知」を疑ってみることは

大切なことだと思います。

 

「認知」を書き換えるためには、

自分の認知や思考の癖を知ることは大切。

 

「これまで自分が選択してこなかった選択肢にどのようなものがあったか」

そうしたことを振り返ることで、

自分に対する評価や社会に対する思いや考え方が

見えてくることがあるのではないかと思います。

 

『自分自身に問う』

自分の未来をより良いものにするためには、

「問い」を持っておくことが大切なことだと思います。

 

例えば、

「時間を無駄にしていないか?」

「マイナスの結果をもたらす習慣を続けていないか?」

「この行動を続けることは、未来に自分にとってプラスの結果をもたらすのか?」

「顧客、あるいは社会に価値を提供しているか?」

など。

 

こうした問いを常に立て続けることで、

自分の行動を振り返ることになり、

軌道修正を行うことが可能になるのではないかと思います。

 

人はどうしても易きに流れてしまうもの。

 

たとえ流されてしまっていたとしても、

こうした「問い」を持っておくことで、

少なくとも最悪の事態に陥ることは回避できるのではないかと思います。

 

『人に勧めて、その気になる』

自分で良いと思ったこと、

自分のものにしたいと思ったことは、

人に勧めることで、

さらにその気になっていくような気がします。

 

「人に勧めたからには

自分が途中でやめるわけにはいかない」

という強制力が働くのかもしれません。

 

ただ、人に勧めていると、

明らかにその気になっていく気がします。

 

「楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しくなる」

と言われるように、

人間の脳は実は単純なのかもしれません。

 

「良いと思ったことはどんどんと人に勧める」

ということは、

「自分をその気にさせる」

とても良い方法なのかもしれません。