華胥の国に遊ぶ

「変化」「変容」「進化」「成長」をキーワードに、未来の自分に向けたメッセージを書き続けています。

『時間は大切』

“時間が大切”

ということを頭でなく、体で感じるようになると、

日々行っている仕事や行動の一つひとつについて、

本当に必要なのかを常に考えるようになります。

 

そして、無駄かもと感じる仕事や行動が多いことにびっくりさせられます。

ひどい場合には、そうした行動に一日の半分以上の時間を費やしていた、

なんていうこともあるかもしれません。

 

気がついたら、10時間もテレビを見ていたなどは分かりやすい例かもしれませんが、

無駄かどうかの判断が難しい仕事や行動もあると思います。

 

そのときに大切になるのは、

“無駄かどうかを判断する基準”

であり、

その基準を決めるための前提となる

“何をなし遂げたいか”

という目標です。

 

その目標を達成するために

必要な行動を洗い出し、

それを日々の行動に組み込んでいく。

組み込んだ結果、

時間が足りない、もっと必要だということになれば、

目標達成に紐づかない行動はやめる。

 

当たり前のことですが、

時間は有限であり、取り戻すことはできません。

 

時間を最大限に活用するためには、

まず最初に日々の行動を見直すことが必要だと思います。

 

『衆人環視の力を借りる』

何かを成し遂げるためには、

「衆人環視の状態」

をつくることが不可欠だと思います。

 

新しいことを習得する、あるいは成長するためには、

自分に負荷をかけ続けることが必要です。

とはいうものの、

自分一人の意思の力だけで負荷をかけ続けることは

簡単なことではありません。

やる気には浮き沈みがあり、

同じペースで負荷をかけ続けることができないこともあるからです。

 

ペースは落ちることは仕方ありません。

ただ、できる限り早く、

その状態からリカバリーすることが大切であり、

そのときに大きな役割を果たしてくれるのが、

「衆人環視の状態」

ではないかと思います。

誰が見ているという状況があることで、

踏みとどまろうという意識が働きます。

 

続けることなしに、 

何かを成し遂げることはできません。

 

自分一人の意思の力だけに頼るのではなく

「衆人環視の状態」をつくり、

その環視の力を借りることで、

続けることに対する強制力がより強く働くのではないかと思います。

『やると決めたことはすぐに始める』

“やる”と決めたことはすぐに行動にうつすことが大切です。

どのようなことでも、

“やる”と決めた瞬間が、

一番やる気に満ちあふれています。

ところが時間の経過にともない、

そのやる気も段々と薄れてきます。

やる気が薄れてくると、

メリデメを考えたり、

行動した場合の結果を想像したり、

勝手にやらない言い訳を集め始めます。

そうなると、

ますます行動から離れていきます。

 

もちろん、

“やる”と決めた瞬間は十分な検討が行われていないこともあり、

失敗するリスクも高いかもしれません。

ただ、失敗から学べることは少なくありません。

少なくとも、こうしたら失敗するということは学ぶことはでき、

そのことを学ぶことで、

次に行動するときには、

その分、失敗するリスクを軽減することができます。

 

何かを成し遂げるためには、

結果に直結する行動を見つけ、

それを続けることだと思います。

 

やるかやらないかを悩んでいるだけでは、

何事も成し遂げることはできません。

行動し、失敗し、修正し、また行動する。

この繰り返しを続けること以外に、

物事を成し遂げる方法はないのではないかと思います。

『小さく始める』

新たに何かを始めるときには

小さな行動から始めることが大切だと思います。

新しいことを始めようと決意した瞬間は、

モチベーションも高いため、

どうしても大きく始めようとしがちです。

ただ、大きな行動を始めるには大きな力が必要であり、

また、モチベーションには浮き沈みがあるため、

大きな行動を続けることは簡単なことでありません。

そして、続けることができなくなった瞬間に、

歩みがとまってしまいます。

やはり物事を何遂げるためには、

行動し、そして続けることが重要です。

そのためには、

すぐに始めることができ、

そして、負荷なく続けられるぐらい小さな行動から

始めることが重要ではないかと思います。

続けることができれば、

そのうち、時間が味方となり、

知らない間、かなりの歩みを進めていること気づきます。

そうなると、

そのことが一つの成功体験となり、

少し負荷を上げても行動を続けることができるようになります。

 

何かを成し遂げるためには、

継続することを習慣化するということが不可欠です。

そのためには、始めるにも、続けるにも負荷を感じない程度の

小さな行動から始めることが重要であると考えます。

 

 

 

『出来事をプラスに解釈する』

どんな出来事であっても、

意識してプラスに解釈することは、とても大切なことだと思います。

同じ出来事でも、

プラスに解釈するか、

マイナスに解釈するかで、

その後の行動が変わってきます。

マイナスに解釈してしまうと、

どうしても行動が消極的になってしまいがちです。

消極的な行動では、

現状を打開することは難しいと思います。

どのような出来事であっても、

そこからプラスの意味を見出す努力をすることで、

実際にプラスの意味を感じることができるようになります。

プラスの意味を感じることができれば、

自然と行動も前向きなものになります。

出来事はプラスの意味に解釈することが大切なことだと思います。

『失敗は気づきを与えてくれるきっかけ』

日々の生活や仕事で失敗をしてしまうことがあります。
失敗をすると、
落ち込み、反省し、
同じことを繰り返すことがないよう対策を考え、
次に備える。

このプロセスの歩んでいる間は気分も晴れません。
誰もが失敗は避けたいと思うのが普通です。

ただ、失敗は決して悪いことばかりではないと思います。
失敗は、“気づき”を与えてくれます。

望んで失敗をする人はいません。
誰もが意図せず失敗をしてしまうのだと思います。

ここに失敗を活かすポイントが隠されています。
“意図せず”ということは、
言い換えると、
“◯◯すれば△△という結果となることもある”
ということが分からない状態で
“◯◯”をしているということだと思います。
すなわち、
どんな結果になるかが分かっていない状態です。

失敗をして、
“◯◯をすると△△という結果となることもある”
ということに気づくと
“◯◯をするのは止めよう”
あるいは
“違うやり方を考えよう”
ということを考えます。
そして、バージョンアップした◯◯を実行する。

このプロセスを何度も繰り返すうちに、
行動の精度が上がり、
結果に結びつくようになります。

失敗はできれば避けたいことですが、
何か新しいことに取り組んでいるときには、
結果的にはプラスをもたらすきっかけになると思います。

『慣れ親しんだ場所から離れてみる』

慣れ親しんだ場所から離れてみることは大切なことだと思います。

慣れ親しんだ場所では、

無意識に行動することができます。

 

例えば、

初めての土地では、

どこに何があるかが分からないため、

地図を見ながら目的地を目指すことになりますが、

その土地に慣れてくると、

地図を見ることなく目的地に辿りつくことができるようになります。

 

これと同じように、

仕事や日常生活でも、

ずっと同じことを繰り返していると、

意識して行動することが少なくなります。

その分、新しいことに気づいたり、学んだりする機会も圧倒的に少なくなります。

 

初めてのこと、初めての場所では、

すべてが初めての経験のため、

様々な気づきを得ることができます。

 

そうした気づき一つひとつが、

自分の幅を広げていくことになりますが、

同じことを繰り返すばかりだと、

次第に気づくこともなくなり、

それにつれて成長の機会も少なくなっていきます。

 

やはり自分の幅を広げ、

成長するためには、

慣れ親しんだ場所から離れ、

新しい体験をすることが必要になると思います。

 

これまでの自分が通用しない世界に足を踏み入れることを

躊躇するかもしれません。

ただ、成長しないということは日々退化していくことと同じだと思います。

過去の貯金で暮らすことは、その瞬間は心地よいものですが、

いつかはその貯金も尽きます。

貯金が尽きてしまってから行動を始めても、

地に足をつけた行動はできません。

 

“慣れ親しんだ場所から離れる”

将来に向けて成長し続けるためにも、

一歩、足を踏み出すことが大切だと思います。

『無意識の行動を変える』

無意識で行っていた行動を洗い出し、

“その行動によってどのような結果を得ているか”

を振り返ることは大切なことだと思います。

 

私たちは、毎日の行動、そのほとんどを無意識に行っています。

意識的に行っている行動は本当に少ないのではないかと思います。

 

そうした無意識に行っている行動が

自分の目指す世界とつながっていれば問題ありませんが、

必ずしもつながっていないことが多いのではないかと思います。

 

頭では変わりたい、成長したいと思っていても、

日々の行動が変わっていなければ、

変わることも、成長することもできません。

 

変わるため、成長するためには、

日々の行動を、結果を生み出す行動に変える必要があります。

そのためには、

 “無意識の行動を変える”

ことが必要になります。

 

無意識の行動を、

結果を生み出す行動に変えるためには、

結果を生み出すために必要となる行動は何かを具体的にリストアップし、

その行動と自分の日々の行動と比較し、

ギャップがある場合には、

毎日の行動に組み込む。

そして日々、その行動を意識し、実践する。

もちろん、その行動を実践できたり、できなかったりすることが

あると思います。

それでも、そうしたことを繰り返すうちに、

次第に無意識の行動として定着していくのではないかと思います。

『意識して行動する』

過去の行動の積み重ねによって

今の自分が形づくられていることは間違いありません。

そして、今の自分を形づくった過去の行動のほとんどが

無意識の行動だと思います。

 

朝起きてから、夜寝るまでの間に、

数えきれない行動をしていますが、

意識して行動を選択していることは、

それほど多くはないのではないかと思います。

ひょっとすると、

何を着ていこうか、

どの店で食事をしようか、

程度かもしれません。

 

変わるため、成長するためには、

今の自分の行動を変える必要があると思います。

そして、

行動を変えるということは、

意識しない限りできることではありません。

すなわち、

無意識に行動するのではなく、

“意識”によって、

望ましい結果を導いてくれる行動を選択する必要があります。

例えば、

電車に乗ったら無意識にスマートフォンをさわるのをやめ、

そのかわりに読書をする、

無意識にテレビの電源をつけることやめ、

そのわかりに勉強する、など。

 

“意識して行動する”

ということは心的に負荷がかかることかもしれません。

ただ、負荷のかからない行動では、

何も変わらないことも事実です。

筋トレでも同じですが、

変わるため、成長するためには、

ある時期、負荷がかかる行動は必ず必要です。

そして、

負荷を負荷と感じなくなったときが、

ステージが一段上がったということだと思います。

『学びはアウトプットとセットで考える』

アプトプットを意識して学ぶことが大切です。

 

アウトプットの機会がないと、

知っただけで終わってしまいます。

知っただけでは、時間をかけて学んだ意味がありません。

“今の自分よりも少しでも成長するため”

“あるいは結果を残すため”

に学ぶのではないかと思います。

知っただけでは、何の意味もありません。

学んだことを日々の行動に活かして初めて学んだことになるのだと思います。

 

さらに、悪いことに、

しばらく時間がたつと、

学んだことすら忘れ、

ある時、また同じことを学ぶことになる。

でも、また忘れてしまう。

 

こんなことを繰り返しているうちに、

時間だけがどんどんと過ぎていき、

気がつくと、

その学びは必要のない時代になっていたということになりかねません。

 

こうした時間の無駄をなくすためにも、

やはり、学んだその瞬間から実践し、

学びを少しでも早く自分のものすることが重要です。

 

自分のものにするためには、

アウトプットする機会をつくっておくことが必要です。

人に話す、勉強会を開催する、学んだことを日々のなかで試してみる、

などどのようなかたちでも良いと思います。

アウトプットの場があれば、

最低でも一度は振り返りを行うことになります。

そして、アウトプットの結果として、

何らかのフィードバックを受けることになり、

それによって、また振り返りを行うことになります。

 

こうしたことを繰り返すうちに、

だんだんと自分の体に学びが染み込んでいくのだと思います。

 

学びはアウトプットとセットで考えることが大切だと思います。