華胥の国に遊ぶ

「変化」「変容」「進化」「成長」をキーワードに、未来の自分に向けたメッセージを書き続けています。

『目標によって行動が変わる』

仕事の締め切りにおわれている時、

 あるいは

何か楽しい時を過ごしている時など、

日常生活のなかでも

「もっと時間があればいいのに」

と感じることはあります。

 

ただ、

「喉元過ぎれば熱さを忘れる」かのように、

その瞬間が終わってしまえば、

時間が有限であるということを忘れてしまいます。

 

一方、目標を設定すると、

「時間が最大の資源である」

ということを日々意識せざるを得なくなり、

「時間」が有限であるという現実から

逃れることができなくなります。

 

目標達成のために使える時間を増やすことを常に考え、

日々の行動に無駄がないか見直すようになります。

 

そんなことを考えながら、

ふと感じたことが

「生産性向上」が進展しない背景には、

「目標がない」ことがあるかもしれないということでした。

 

誰でも自分が本当に大切にしていることが見つかれば、

自然とそのために時間を使いたいと感じるのではないかと思います。

 

自分は本当は何を大切にしたいのかを考えること、

つまり、目標を設定することは

時間の使い方や行動を見直すきっかけになるのではないかと思います。

 

 

 

『目標を設定したら、すぐに一歩踏み出すこと』

当たり前のことですが、

目標を設定しても、

設定しただけでは、

目標達成には近づくことはできません。

 

どんな小さくても良いので、

とにかく一歩踏み出すことです。

 

何も考えず、

とにかく思いついたら即実行。

 

そんなことを繰り返すうちに、

不思議と気分が盛り上がってきます。

 

あとはその勢いに任せて前に進み続けるだけです。

 

その瞬間には失敗に思えることでも

あとから考えると

「大きな一歩だった」

ということは良くあることです。

やってみなければ

分かりません。

 

とにかく、まずは「やってみること」。

これしかありません。

 

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『目標を決めると意識が変わる』

目標を設定すると、

目に入ってくるものがまったく変わります。

それまで全く目に入らなかったことが

目に入るようになり、

自分には関係のないことだったと思っていたことが

急に自分ごとになります。

 

目標を設定することで、

体の中にあるアンテナが稼働し始めるのですね。

逆に言えば、

目標を設定しないと、

アンテナは稼働しないのかもしれません。

 

ウィリアム・ジェームズの言葉に、

 

心が変われば行動が変わる。

行動が変われば習慣が変わる。

習慣が変われば人格が変わる。

人格が変われば運命が変わる。

 

というものがありますが、

運命を変えるには、

心を変える必要があり、

その心を変えるためのきっかけが

目標設定なのだと思います。

 

「目標を設定する必要はない」

「とにかく目の前のことに必死に取り組めば良い」

という意見もあると思いますが、

やはり意識を変えるには、

目標を設定することが効果的な手段の一つではないかと思います。

 

 

 

 

 

『言葉にすることで自分に気づく』

「本当にやりたいことは何ですか?」

と問われて、即答できる人は

意外と少ないのではないかと思います。

 

自分のことは分かっているようで

分かっていないものです。

 

そんな時に、

誰かインタビューしてもらうと、

自分が何を考えているのか、

何をやりたいのかがはっきりすることがあります。

 

誰かに伝えるためには、

自分の考えを言葉にしなければなりません。

 

うまく言葉にできないこともあると思いますが、

あーでもない、こーでもないと考え、

言葉にしていくプロセスのなかで、

自分の考えていることが具体的になっていきます。

そして、

質問を受けることで、

さらに自分の考えていることが明確になっていきます。

 

頭で考えているだけでは、

自分が思う以上に、

考えは漠然としています。

 

考えは、

言葉というかたちで自分の外に出し、

他者を介して、

その言葉が自分に返ってくることで、

自分に気づくことができるのだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

『◯◯しようとせず、そのまま受けとめる』

プレゼンや試験の前などで緊張する場面に直面すると、

自分でも緊張をしていることは分かります。

 

そして、

「緊張しないように、緊張しないように」

と自分をコントロールしようとすると、

余計に緊張してしまうことがあります。

 

そんな時、

緊張を抑えようとせず、

「今、緊張しているな」と受けとめるだけにすると、

不思議と緊張が落ち着いてきます。

 

緊張の場面に限らず、

 

自分を客観視できると、

自然に気分を落ち着かせることができるのかもしれません。

 

『仕事と作業を意識することで本当の意味での生産性向上を意識できるようになる』

会社で過ごす時間には、

大きく分けて、

「仕事の時間」と「作業の時間」があると思います。

「仕事を社会に対して何らかのプラスの価値を提供することである」と定義し、

「作業をそれ以外」と定義すると、

後者が圧倒的に多いことに愕然とします。

 

「生産性向上」という場合、

前者と後者を分けて考えることが少ないと感じています。

 

「仕事」はすぐに結果が出ることばかりではありません。

むしろ時間をかけてようやく結果が出ることの方が多いと思います。

それゆえに、

「生産性向上」の掛け声のもと、

本来の意味でいう「仕事」の時間が削減される

ということが少なくありません。

 

その結果、

価値を生み出すことのない「作業」ばかりに

時間を費やすということが起こります。

 

「生産性向上」を本気で目指すのであれば、

まずは、「仕事」と「作業」を分けて考えるということから

スタートする必要があると思います。

 

『アイデアは緩急』

何げなく誰かと話をしていると、

ふと良いアイデアが浮かぶことがあります。

一人で必死に考えている時には、

全く思い浮かばないのに不思議です。

 

自分の発する言葉が、

相手を刺激し、

そこから生まれる相手の言葉によって、

自分の何が刺激される。

そうしたやりとりが繰り返されるうちに、

自分のなかに閉じ込められていたアイデア

引きずり出されるのかもしれません。

 

このことに気づいてから、

何か新しいアイデアを生み出したいと思う時には、

誰かと話をすることにしています。

何気なく話をしているうちに、

ふとアイデアがやってきます。

 

ただ、

一人で必死に考えるというプロセスがないと、

いつまでたっても

イデアはやって来ません。

必死に考えるというプロセスが、

ひょっとすると、

イデアの種を大切に育ててくれるのかもしれません。

 

 

 

『初めてのことにチャレンジして自分を知る』

初めてのことにチャレンジすることは、

楽しくもありますが、

ストレスを感じることもあります。

 

 

だからといって、

慣れ親しんだことばかり続けていても、

世界は広がりません。

 

自分の知っている世界ばかりで過ごし続けることは、

自分の可能性を狭めてしまうことでもあるかもしれません。

 

自分のことは理解しているようで、

理解できていないことが多いものです。

新しいことにチャレンジすると、

意外な自分に気づくことがあります。

自分を発見するために、

初めてのことにチャレンジする。

ストレスを感じる体験かもしれませんが、

ストレスは成長を促してくれるものでもあります。

 

自分を広げるためにも、

初めてのことにチャレンジする。

このことを常に意識したいと思います。

 

『違和感からの学び』

自分の価値観ではありえないと感じる行動をする人を目にすると、

不快感を感じ、その人から距離を置いてしまいます。

 

ただ、それでは自分の器を広げることはできないのではないかと

と感じます。

 

自分にとってあり得ないと感じることを、

他の人は「当たり前」と感じているかもしれない。

そうせざるを得ない理由があるのかもしれない。

 

そう考えると、違和感を感じる場面に遭遇することは

自分を広げるチャンスになるのかもしれません。

 

人は人との出会いのなかで、変化し、成長します。

そして時間は有限です。

限りある時間を最大限に活かすためには、

一瞬足りとも無駄にすることはできません。

 

違和感を感じることは、自分を広げるチャンスである。

 

このことを胸に毎日を過ごしたいと思います。

『時間の価値とは』

パソコンで、一日中、文字を打ち続ける人を見ると、

「時間の価値は人それぞれだな」

とつくづく考えさせられます。

音声入力の精度が向上し、

手入力よりも圧倒的に短い時間で、

様々な文章を作成できてしまう時代です。

(「、」「。」なども音声で入力可能)

にもかかわらず、

毎日、忙しそうに文字を打ち続けている。

時間の感覚の違いなのか。

こうした毎日の時間の積み重ねが、

いつか大きな違いとなる気がしてなりません。